フォトロゲイニングについて
- ロゲイニングとは?
フォトロゲイニング(Photo Rogaining)の基となったロゲイニング(Rogaining)とは、長時間であること、チーム戦であること、読図による戦略性があることを特徴とする、野外での長距離ナビゲーションスポーツ「The Cross Country Navigation Sport」です。1976年にオーストラリアで生まれ、日本では2002年に長野県菅平高原にて最初に開催されました。
- フォトロゲイニングとは?
フォトロゲイニングとは、地図をもとに、時間内にチェックポイントを回り、得点を集めるスポーツです。チェックポイントに到達した記録として、写真一覧と同じ風景を撮影します。
参加者は、主催者から配られる地図をもとに、まずは作戦を立てます。スタートしたらチェックポイントを回り、得点を集めます。チェックポイントに到達した記録として、写真一覧と同じ風景を撮影します。制限時間内にフィニッシュ地点に戻ったら、結果を提出します。
観光名所や寺社仏閣、店舗などがチェックポイントに設定されることが多く、本来のロゲイニングの戦略的な面白さはそのままに、ファミリーや初心者でも手軽に楽しむことができます。また、性別により「男子」「女子」「混合」、年齢により、14歳以下を含む「家族」、55歳以上のみで構成された「ベテラン」など、多くのクラスが設定されることで、参加者の意欲を高める工夫がなされています。
○参加者が用意するもの
デジタルカメラ
○スタート前に主催者から配られるもの
地図、チェックポイントの写真一覧
○ フィニッシュ時に主催者から配られるもの
結果提出用紙 - 写真で記録
チェックポイントに到達した証明として、デジタルカメラで撮影を行います。撮影者以外のメンバーを一緒に写すことで、全員で回った一日の記録が残ります。 - 体を動かす
次々とチェックポイントを回ることで、いつの間にかたくさんの距離を歩いたり走ったりすることができます。 - 地域を知る
地図をもとにたどる知らない町は、それだけで冒険です。チェックポイントを繋ぐルートも自由なので、点だけでなく線や面でも地域を知ることが出来ます。路地裏で、住んでいる人も知らなかったお店を見つけることもあり、身近な地域の再発見にもつながります。 - チームの楽しさ
地図を読むことだけではなく、お互いの状態や、考えていることを伝えあい、仲間と助けあうこともフォトロゲの大きな楽しみです。 - 地図に親しむ
地図が読めないと、参加できない?そんなことはありません。まずは、身近な地域や、市街地のフォトロゲから参加してみましょう。初心者向けの簡単な解説や、ステップアップのための講習も併設されています。 - 幅広い参加者とのふれあい
フォトロゲの上位者は、ロゲイニングと同様に「移動力」「読図力(戦略)」「チームワーク」により、高得点を狙います。これらは、トレーニングによって向上し、競技性も高くなります。しかし、フォトロゲを楽しむには、必ずしも最初から高度な技術を必要としません。すべての人が、同じ舞台で、楽しくプレーすることができます。 - ステップアップと達成感
終了後には、すべてのチームの回った順番が公開されます。参加者のまわり方は、千差万別。上位者だけでなく、得点の近いチームと比較することで、新しい発見があります。競技性があることで、ステップアップの達成感を得ることができます。
- 引用・参考文献
日本フォトロゲイニング協会HPより
フォトロゲイニングの誕生・概要
http://photorogaining.com/main/history.html