理事長所信

2015年度スローガン


公益社団法人 長門青年会議所
第52代 理事長
山角 充

 

はじめに
 1964年に長門青年会議所が設立され、以後篤き志を持った青年たちが集い、歴史を重ねて昨年50周年を迎えることが出来ました。それも偏に諸先輩方が「英知」と「勇気」と「情熱」を持って明るい豊かな社会に向けて全力で取り組んできていただいた結果だと思います。一人ひとりが強い意志を持ち、その強い意志を持った組織こそが、新たなる未来を切り開いていくものだと思っております。今年で51年目を迎えるこの長門青年会議所ですが、諸先輩方が築きあげて下さった伝統を守り、引き継いでいけるように精進していきたいと存じます。

 

まちづくりについて
 近年、少子高齢化・若者の流出により人口の減少化に歯止めがきかない状況です。これは長門市に限らず全国の自治体が抱える深刻な問題です。どうにかこの問題を打破し、自分たちの住むまちを活性化させるために我々が今何をすべきなのか、多くの方々が自問自答している現況と言えるのではないでしょうか。私達(公社)長門青年会議所にとっても、明るい豊かなまちづくりに向けてどのようなことを計画し、どう動き、そして長門市のことをどう広めていくかは、長きに渡る課題と言えます。しかし、もう立ち止まっている時間はなく、これからはまちの活性化が目標ではなく必須条件とし、結果を残していくことが私達に課せられた使命だと痛感しております。長門市の市民または行政のみなさまのご意見に耳を傾けながら、共に長門市の未来を担っていくことが我がまち長門市の発展に繋がると考えています。また、私達の先輩が継承してこられた事業をしっかり受け継ぎながら、新たな事業も展開し、多くの事業に多くの参加者を募っていけるよう(公社)長門青年会議所を発信させていきたいと思います。

 

こどもたちのために
 わんぱく相撲長門場所・日韓親善交流事業・ひまわり会など、私達(公社)長門青年会議所は青少年育成における事業を展開しております。事業の中で子供達の笑顔に触れると、達成感以上のものを感じることが出来ます。子供達の笑顔溢れるまちづくりこそ真の意味での地域活性化に繋がるのではないでしょうか。子供たちは日々、家庭・学校・社会、多くの大人たちと接し、影響を受けていきます。出来ることならば子供たちの視野を広げ、将来の夢に向けての手助けになるような存在であり続けたいと願っています。次世代を担う子供たちのために出来ることを今一度考え、正しい道標となるべく会員一丸とって育成事業に取り組んでいきたいと思います。

 

さいごに
 青年会議所は1人ではなく会員全員が助け合い、分かち合い成長していく団体です。「奉仕・修練・友情」のトライアングルの中で行動していくことは決して楽しいことばかりではありません。逃げ出したいような苦しいことも目を瞑ってしまいたいような困難が大きな壁となり立ちはだかることもあります。しかし、共に活動出来る仲間がいるからこそ、自分1人では越えられない壁を超えることが出来るのです。仲間を尊重し、助け合い、常に感謝出来る気持ちを忘れないような青年会議所活動に努めてまいります。



基本方針


市民・行政と共に進めていくまちづくり


子供たちの笑顔溢れる環境づくり


資質向上のための人材の育成