長門青年会議所 OfficialWebSite

2012年スローガン

今こそ原点回帰
~原点から新たな時代を創る~

社団法人 長門青年会議所
第49代理事長
境 譲治

理事長所信

1964年に長門青年会議所が発足し、多くの先輩方の長門に対する熱い想いが受け継がれ、2012年には48周年を迎えます。諸先輩方が築き上げてきた伝統ある組織に身を置く一員として、なぜ自分たちは青年会議所活動に参画するのか、地域への思いや社会的責任に対する使命感を、綱領にある青年としての英知と勇気と情熱を持って明るい豊かな社会を築き上げようという"原点"に立ち帰り、改めて自らに問いかけながら事業の一つ一つが青年会議所の本来の理念を忘れることなく、三信条を柱に会員一人一人が自己を磨き、また、我々を育んでいる地域(まち)への恩返しとなるように実践していきます。

地域のために
長引く経済不況や政治不信さらには東日本大震災、日本という国はこれからどう進むのか、時代はまさに混沌とした状況にあります。それは我々メンバーの多くが属する企業においても決して例外ではありません。次から次へと私たちの前に突きつけられる厳しい出来事の中「青年会議所活動をしていて良いのだろうか」と何度も自問自答している人も多いのかと思います。しかし、我々若い世代の志を同じくする仲間が一致団結し、行動する事によって、地域に元気を取り戻す事が必ず出来るはずです。そのためには我々が愛するこの地域(まち)のために気概を持たなくてはなりません。この不況を苦難乗り越えて、ひと、企業、地域(まち)がさらに活力を増すよう努めてまいります。 「明るい豊かな社会の実現」を目指している私たちは、それに伴う青年会議所活動に誇りと自信を持たなければなりません。その為には、自分たちが行った事業が本当に目的に沿って、地域の活力になっているのかを検証する必要があります。目的に沿った事業であると確信出来た時、自信が生まれ、更に前へ勇気を持って一歩踏み出そうとする気持ちと行動につながると考えます。我々はこの成長のスパイラルをしっかりと堅持して、前向きに活動していかなければなりません。

子供たちのために
現在の子どもたちを取り巻く環境は、何でもすぐに手に入る為にあまり努力をする必要がない時代であり、技術進歩により人と接し直接会話をする機会が少なく、人と人とのコミュニケーションが以前より充分に取れなくなっている様に感じます。その結果、他人の事を思いやることのできない自己中心的な子どもが増え、人に対する思いやりが不足している現状があるのではないでしょうか。もしかすると悪いことをしたときにちゃんと叱ってもらえるような、自分の親以外で親代わりとなって面倒をみてくれる社会的親が不在であるのかもしれません。一歩一歩着実に事業を通じて子どもの目線、時には親の目線で、共に学び真摯に向き合い、気持ちだけでなく子どもたちに残す地域(まち)のあり方を検討し、安心して楽しく暮らすことのできる地域社会を創造するために、将来この地域(まち)を担うことになる子どもたちのために努めてまいります。

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